病院に行かないのは希望が描けないからだ

 医療関係者と話すことが多いのですが、

 この前、

 患者に治療意欲がない。

 だから治療できない。

 という話になりました。

 聞くと、

 自ら通院して、医師の指示に従って、治療を行う意欲がない患者。

 のことのようです。

 確かに、通院しないことには治療は始まりません。

 通院しても、服薬や生活習慣など医療的な指示に従わないと、治療効果は上がりません。

 そんな気持ちがない人は、治療できないんだ。

 ということのようです。

 ここでふと考えます。

 治療意欲がある人って、どんな人?

 風邪をひいたみたいだ。よし、病院に行って治そう。

 こんな気持になる人でしょうか。

 なんだかとても健康的。前向き。

 それもこれも、今の具合の悪さは治療すれば治る。

 って知ってるよう。

 こうすればいいことが起きる。

 そのやり方を知っている。自信がある。そのやり方を身近に手にできる。難なく実践できる。

 そんな風に、

 治療した先に希望を持っている人は、治療に意欲的かもしれません。

 でも、今の具合の悪さの解決策が分からない。だからよくなる自信がない。だって今までさんざん自助努力したにも関わらず、一向によくならないんだもの。

 そんな思いの人は、

 つまり、治療に希望を持っていない人は、治療への意欲も持たないのかもしれません。

 患者が治療に積極的・意欲的になる時、

 そこにはきっと希望があるのでしょう。

 こう考えてくると、

 困難な状況にある人が、希望を手にするように手助けするのが市井の支援者なのかもしれないな。

 と思うのでした。