『ジャッキー』続き

全体が記者とのインタビューの中に、暗殺事件の当日の様子や、ファーストレディとしてホワイトハウスを紹介して脚光を浴びた様子が挿入される構成で描かれていました。

夫の目の前での暗殺と、助けてやれなかった苦しみ、ジャッキーは怒りと衝撃と後悔に震えていたけど、悲しんでいる時間はありませんでした。すぐに副大統領が大統領に就任し激務を引き継ぎ、自分たちは速やかにホワイトハウスを去らねばならないのです。それは刻一刻と夫が過去の人になっていくのを傍観しているだけのような気がしました。

夫の名前と功績が後世に残るには、葬儀のパレードを危険が伴っても、馬車と徒歩でしたかったのです。それが夫にしてやれる最後の使命だと考えて実行したのです。その執念にビックリすると同時に、背筋が寒くなりました。ジャッキーの異常とも言える執念がどこから来てるのかはわかりませんでした。

2人は結婚してからも余り一緒にベッドを共にする事はなかったようです。それでも子どもの事はさて置いて夫の元に行きたいとジャッキーは周りに漏らします。最後は神父に促されて亡き2人の子どもを夫の墓に入れるシーンで終わりました。とにかくとても執念深い暗い映画でした。