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飯屋と銀行

年金支給日が やって来た

朝 早くら 銀行の前は

老人で ごったがえしている

1時間も前から まだ開かない

銀行にやって来た老人は

警備員の指示に従い

一列に綺麗に並んでいる

誰 1人列を みだすものや

文句を言う人はいない

行列の出来る店では

若者が 遊園地のアトラクションを

待つかのように 並んでいる

ちょとしたイベントだ

そこに 老人が来た…

列の一番前に割り込んできた

老人『俺は 並んでまで 飯を食べる

気は ないんだ それにそんなに暇じゃない』

若者『爺さん なんだから 暇だろ

それに割り込みは 駄目だろ

そんなの 常識だろ』

老人『後先 短いこの命

時間を無駄にできない

それに 老人に席を譲るのは

常識だろ』

若者『じゃあ 俺の後ろに並べよ』

老人『だから 並んで食べたくないんだよ』

店主『 次の方どうぞ』

老人『は〜い』

若者『 この人張り込みです

並んでまで食べたくないそうです』

店主『そうですか困りましたね

席に 案内出来るんですけど

席で待ちますか?』

老人『ああ いいよ』

老人『あんちゃん あんちゃん 注文いいかい』

定員『食券 良いですか?』

老人『食券 そんなのないよ?』

定員『あちらの 販売機で 購入して下さい』

老人『なんだ めんどくさいな

なんだ この番号』

店主『 うちは 食券と整理券が一緒

なんですよ 』

老人『聞いてないよ』

店主『うちは これ常識ですよ』