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ローコスト社会にする勇気…☆

戦争体験についての伝承を学んでいる中で、戦時中の富国強兵、産めよ殖やせよという掛け声があったとしても、当時、日中戦争を含めて十数年間も続く戦時下にあって、物資も豊かではないのに、何故、日本では、各家庭に、子ども達が10人近くもいたのかが、不思議で、その理由が知りたくなっていました。

電気やガスは都市部のもので、電話も一部のもの、冷蔵庫も洗濯機も戦後のものなので、家事は一大事業であるはずなのに、都会でも田舎でも、子ども達は、各家庭に5、6人以上は居たのでした。戦前のお話を聞く時に、この兄弟姉妹の人数を実感するのに、一番時間がかかります。

また、戦後すぐでも、小さな八百屋さんが、大きなお家を建て、子供達を進学させた時代もあり、何が今と違うのか、高度成長期だったとしても、違う理由があるはず…と、思う様になりました☆

では、今と何が違うのでしょうか?

今回、少子化の進む日本について、学生さんがネットを使って多くの方々に意見を聞いたところ、一見、自分ファースト的な回答が多く寄せられ、時代回帰するような発言もあったのだけれど、それでも、成る程と思わさせられました☆

現代の女性達の意見は、自分ファーストばかりとも言えないと思います。<生きていくのにお金がかかりすぎる>というのは、本当の話なので。

戦前の家庭で、10人近くも子供を産み育てることが出来たのは、高等教育を受けさせる義務もなく、保険も皆保険ではなく、年金もなく、従って、数万円の掛金を払う必要もなく、薪で風呂を焚くようなローコスト社会だったから??

日本は、わずか40年前まで、医療保険はあるけれど、国民年金の義務はなく、正式に掛金を払うようになったのもこの40年間が初めて。しかも、当初は数千円の掛金で済んでいたのでした。

いつから、こうなったのかしら?それでも、失われた20年という間、デフレ傾向で、不動産も良いものが安く建てられたので、まだ可能性はあったものの、現況は、金利は安いけれど、お金の価値は下がって、良いものが適正価格では買えなくなっているのに気付きます。

こうした中で、大学の学費も上がり、生活費も上がって、沢山子どもを育てるなんて、無理…、更には、家庭や地域で、老人福祉や介護をと言われても無理…ということになりそうです。

東芝などの大企業の破綻も、厚生年金に陰を落としているのではないでしょうか?

ローコスト社会に一度もどしてみたら…と思っていると、年金が、十年間の支払い期間でも受け取れる様になり、これは、医療保険介護保険として天引きするには十分な金額の確保にはなるのかも知れませんね。国民年金40年の支払いの後の満額が6万円なら、10年の支払いで返る年金は四分の一の月1万5千円。こちらの天引きで医療保険介護保険を賄おうと、官僚の皆さんは算出されたのでしょう。

ベーシックな逆計算で、本当に国民年金並の低コストの60000円くらいで国民一人が生活出来る世の中になれば、問題はなく、子ども達も増えて行くことでしょう。

40年くらい前の国立大学の学費は、年間16万円で、月にしたら1万円と少し。低コストで生活出来たから、子ども達の数も、多かったのだと思います

AKKO-BEAR)

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(キャリコネ - 05月09日 17:42)