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長田の歩道に五輪選手のシューズの絵。

勤務地が神戸市長田区になったことで、1ヶ月前まで馴染み親しんでいた中央区とは環境も風景も街並も違う。通っている所は、阪神大震災よる火事で街が全焼したことで有名になったところである。

この長田区は、「靴づくりの町」として歴史がある。震災時にケミカル関連の工場は消滅し焼け野はらに。震災を機に町は一変した。その後、地元協議会や行政の指導で見違える町へと変貌を遂げている。

区画整理された新しくなった車道や歩道。昨日、通勤途中にその歩道を歩いているとある痕跡を発見。それは、歩道の石にスポーツシューズが描かれていた。ケミカルシューズの、町の功績の一つとしてそういう形で残されているのだろう。

よく観ると、すべてオリンピック選手のシューズの絵ばかり。私が観ただけでも、マラソンの?橋尚子選手、野口みずき選手、有森裕子選手、なでしこジャパン川上直子選手、磯崎浩美(旧姓)選手、山本絵美選手、大谷未央選手、野球日本代表の松村有人選手、谷佳知選手、テニスの沢松奈緒生子選手などの方たちのシューズが描かれていた。

すべてアテネオリンピック出場時に履いたシューズだと想像がつく。

ケミカル工場も靴製造工場も、震災以前に比べると極端に減ったと言われている。しかしながら、若い人たちが “モノづくりの街” の復活をめざし動き始めている。イタリアで修行をした若者たちの、オリジナル革シューズの工房などが少しずつだけど注目を集めてきている。

街が生まれ変わり発展を遂げていくには、人の労力を基盤に、その土地の積み上げた歴史ストーリーを受け継いでいくことがなによりも大事なことではないだろうか。