話と違う

 政府が掲げる「働き方改革」では、柱の一つとして副業推進の姿勢を打ち出しているそうです。すでに従業員の副業を解禁する大手企業も登場しているようですが、新たな収入の柱を作るべく副業、そうそう簡単ではないようです。

私も昨年、トランクルームや貸しコンテナについての本を読みました。当社で少しだけそうした仕事を手がけているのですが、契約の仕方等中途半端な状態でしたので、実務のノウハウを知りたくて読んだのですが、中身は投資の話でした。トランクルールやコインランドリーなどに投資する副業というのが流行っているようで、「コンテナ」で検索すると投資、フランチャイズ、セミナーと言った言葉が出て来ます。

私が読んだ記事では、コインランドリー投資の話でしたが、セミナーに参加して説明を受けて、独自のシミュレーションをして、通常の投資額を20%減額してスタートしたという話でした。しかしながら、そのあと出て来たのはタイトルに会う「話と違う」という言葉です。

事前の説明どおりにならなくて、売上は予算の3割減、経費は予算の4割増だったということでした。開業以来1年間赤字続きで、黒字化するにはアウトソーシング比率を減らす、ビラまきなの広告などの地道な経営努力しかないということでした。

「残された道は」って書いてあったのですが、初めっから最後まで地道な努力以外に何があるのかと思いますね。投資家の方が投資家で居られるのは、投資家であるための地道な努力をしているからで、片手間の投資で食べていけるような方はいないはずです。トランクルールにしてもコインランドリーにしても、地道にやっている方がいるのに、自分は片手間でどうにかなると思ってしまうところに問題があるのでしょう。また、そう思わせてしまうのがセミナーのうまさなのかも知れませんね。

人の話なんで違って当たり前、信じられるのは自分の地道な努力だけだと思います。そうした地道な努力をへて、しっかりと信じられる人間関係も構築されるのだと思います。

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