「紫苑の恋」

「紫苑の恋」

新しい生命の息吹を感じる春日

心の中に、紫苑が芽を出す

恥ずかしそうに、ひっそりと

新しい恋のように

狂おしい生命の滾りを感じる夏日

太陽の恵みと夕立の洗礼に

紫苑は豊かに、真っ直ぐ伸る

夏の紫苑は太陽の花

朝晩に涼風(すずかぜ)が吹き

穏やかな癒しの初秋

紫苑はひっそりと花開く。

情熱の赤と、冷静な青の

あざやかな混交

青紫の色

紫苑は静かな情熱の花

アスターの別名、夜空にある星

派手ではないが、静かな存在

華奢に見えても中に息づくのは

たくましい生命(いのち)

容赦ない厳寒に

しばしの、休息

紫苑は、媚びず、屈せず、負けない

紫苑は強い花

巡る季節に

紫苑はゆれる

静かな、だが確かな自己主張

あなたを忘れない、いつまでも

この命もて永久に

紫苑はあなたを忘れない

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