無265

 その物語集は言葉を持たない

 カラダが話すから 

 貴方がいないと

 語れないの

 バカなくらい毒されて

 渡したロゼには

 恋した春を飲み干して

 巡る季節は

 もう梅雨を越してる

 砂と涙まじりの物語

 終わらないでと

 何度も願ってる

 貴方がいればいつだって

 熱い温度がカラダを包む

 どれだけ同じ時間を

 過ごしても

 貴方とアタシは

 始めの目次

 6度目のプロローグ

 

 終わりがない物語集

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